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貧困問題の解決に取り組んでいるNPO・NGOまとめ

update: 2024.12.17

貧困問題の解決に取り組んでいるNPO・NGOまとめ

NPO法人(Non-Profit Organization)は、特定の社会的・公益的な目的のために設立された法人です。利益追求を目的とする企業とは異なり、収益の大部分を再投資し、事業の運営や社会的な使命の達成に費やします。

日本には認定NPO法人がいくつ存在しているかご存知でしょうか?内閣府のHPによると現在その数は2023年度3月末時点で49,949法人と、まもなく50,000法人に達しようとしています。

また、NGO(Non-Governmental Organization)は、政府に属さずに独自の目的や使命のもとに活動する非政府組織のことを指します。NGOは、政府に属さず、独自の法人格を持っています。そのため、政府の指示や権限には従わず、独自の使命に基づいて活動します。

NPOとNGOの定義についてご説明しましたが、実際にはNPOであり、NGOでもあるという団体も多く存在します。

今回の記事ではそんなNPO・NGOの中でも貧困問題の解決に取り組んでいる代表的なNPO・NGOをいくか紹介します。

貧困問題の解決に取り組んでいるNPO・NGOまとめ

国連UNHCR協会

国連UNHCR協会は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を支援するために設立された日本の特定非営利活動法人(NPO法人)です。UNHCRは、世界中の難民や国内避難民を保護し、支援する国連の機関であり、戦争や迫害から逃れた人々に国際的な保護を提供しています。国連UNHCR協会は、主に日本国内での募金活動や広報活動を通じてUNHCRの活動を支援し、日本の個人や企業、団体からの寄付を集め、その資金をUNHCRの難民支援活動に提供しています。また、啓発活動を通じて、難民問題に対する理解と支援の輪を広げる役割を担っています。

国連UNHCR協会のHPはコチラ

ワールド・ビジョン・ジャパン

ワールド・ビジョン・ジャパン(World Vision Japan)は、国際協力NGOであり、世界各国で子どもの生活を改善し、地域社会の発展を促進するための活動を行っています。

地域社会の持続可能な発展を促進するために、農業、水資源管理、雇用創出などのプログラムを実施しています。地域住民の自立を支援し、経済的な機会を提供することで、地域の貧困削減に貢献しています。

ワールド・ビジョン・ジャパンのHPはコチラ

カタリバ

カタリバは「どんな環境に生まれ育っても、未来をつくりだす力を育める社会」の実現をビジョンに掲げ、日本国内で活動を行なっています。

教育現場での活動を中心としており、教員と親以外の第3の関係性を子どもたちと構築することで、経済的な格差や地域格差をなくし「未来をつくりだす力を育める社会」の実現を目指しています。

また、被災地での教育支援にも精力的に取り組んでいます。

カタリバのHPはコチラ

グッドネーバーズ・ジャパン

グッドネーバーズ(Good Neighbors)は、国際協力NGOであり、世界中の子どもたちや地域社会の生活を改善し、持続可能な発展を促進する活動を行っています。

学校の建設、教材の提供、教師の研修などを通じた教育の普及と向上で貧困問題の解決を目指しています。

グッドネーバーズ・ジャパンのHPはコチラ

セカンドハーベスト・ジャパン

セカンドハーベスト・ジャパンは、食品ロス削減と食糧支援を通じて貧困問題の解決に取り組んでいます。

貧困層や生活困窮者、ホームレスなどに対して、無償もしくは低価格で食料品を提供し、食料の不安定な状況を解消し、栄養不足や飢餓を防止しています。また貧困に関する啓発活動も行なっています。

セカンドハーベスト・ジャパンのHPはコチラ

全国こども食堂支援センター・むすびえ

全国こども食堂支援センター・むすびえは、日本全国のこども食堂を支援し、子どもたちが安心して食事を摂ることができるように支援する活動を行っています。

食材の提供、調理のサポート、食事の提供費用を一部負担するなどの支援、また子どもの貧困に関する啓発活動や政策の提言など幅広く活動をしています。

全国こども食堂支援センター・むすびえのHPはコチラ

ピースウィンズ・ジャパン

ピースウィンズ・ジャパン(Peace Winds Japan)は、災害救援・復興支援、国際協力、緊急人道支援などを中心に活動している国際協力NGOです。

主に、医療支援、食糧支援、水・衛生支援、農業支援などのプロジェクトを通じて、途上国の発展や貧困削減、地域社会の安定化に貢献しています。

また、被災地の仮設住宅建設などの復興支援にも尽力しています。

ピースウィンズ・ジャパンのHPはコチラ

チャイルド・ファンド・ジャパン

チャイルド・ファンド・ジャパン(ChildFund Japan)は、子どもの生存と発達を支援することを目的とした国際協力NGOです。

チャイルド・ファンド・ジャパンは、途上国や開発途中国において、乳幼児の健康診断や栄養改善、学校建設や奨学金支援、性暴力や児童労働からの保護などを通して貧困市域の子ども達を支援しています。

チャイルド・ファンド・ジャパンのHPはコチラ

日本救援衣料センター

日本救援衣料センターは、主に災害発生時や困窮者支援の際に、衣料品を提供する活動を行っています。

また、経済的に困窮している人々や社会的弱者に対しても、衣料品の支援を行います。ホームレスや生活困窮者、シェルターや施設に居住している人々などに、季節に応じた衣料品を提供し、貧困問題の解決に貢献しています。

日本救援衣料センターのHPはコチラ

貧困問題の解決に取り組むNPO・NGOについてのまとめ

今回は、貧困問題の解決に取り組む代表的なNGO・NPOを10法人ご紹介しました。

日本国内での活動、海外での活動、食糧供給や雇用機会の拡大、教育など様々なアプローチで貧困問題解決に取り組んでいる団体が数多く存在しており、今回紹介できたのは一部にすぎません。

このような団体に寄付をしてみるというのも個人ができるSDGs達成に向けた取り組みの一歩目と呼べるのではないでしょうか。

 

update: 2024.12.17