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update: 2025.7.22

途上国から世界に通用するブランドをつくる

株式会社マザーハウス

企業・団体概要

企業情報・取り組み

企業ビジョン・理念

途上国から世界に通用するブランドをつくる

社会課題解決に向けた目標・ゴール

・生産地にとって「作らされていた労働」から「喜びのある労働」へ、創意工夫や職人の高みを目指しながら変わっていくこと。
・身につけくださるお客さまに、生きている温度感を帯びたプロダクトが、日々を伴走する相棒となり、人生を切り開き、自分らしく歩き続ける力を感じていただけること。
・企業活動を通して、偏見や先入観で「できない」と断定される世界を切り崩すことによって、多くの国や人に希望の光となるブランドになること。


事業内容

「途上国」と一括りにされた場所にも、可能性があることを証明したい。
その想いを胸に、マザーハウスは「途上国から世界に通用するブランドをつくる」 という理念を掲げ、2006年に バングラデシュからスタートしました。
個性的な輝きを放つ素材、 誇りある職人の技術、多様性あふれる固有の文化。
途上国の可能性を形にして、素材開発からお客さまにお届けするまでを 一貫して行うマザーハウスの モノづくりは、現在、6つの生産国と 3つの販売国に広がりました。

▼展開ブランド(取り扱いアイテム)
1.MOTHERHOUSE(バッグを中心とした他複数アイテムの取り扱い)
2.JEWELRY MOTHERHOUSE(ジュエリー)
3.ERIKO YAMAGUCHI(アパレル)
4.Little MOTHERHOUSE(フード)
日本を中心に、台湾、シンガポール合わせて約60店舗を展開。

▼展開事業および生産国
1.レザーバッグ、レザー小物事業(生産国:バングラデシュ)
2.ジュエリー事業(生産国:インドネシア、スリランカ)
3.ストール事業(生産国:ネパール)
4.アパレル事業(生産国:主にインド。他ネパール、バングラデシュ)
5.フード事業(生産国:インドネシア)

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その他の取り組み

①ユニバーサルデザインのモノづくり
2018年より「すべての方に使いやすい」をテーマに、ブラインドサッカー日本代表選手と共同開発をしてきたシリーズを展開。他商品と同じように販売を広げ、売り上げの一部をブラインドサッカーのアジアおよび世界への普及を目的とする一般財団法人インターナショナルブラインドフットボールファウンデーション(IBF Foundation)に寄付。寄付された資金は、海外への指導者派遣や、ブラインドサッカー用品の購入費、国際大会の支援などに使用されます。他にも、過去には片麻痺の方、乳がん患者の方とのモノづくりなど、自社工場を持つ強みを生かして全ての人に使いやすいプロダクト開発を行ってきました。

②ソーシャルポイントの仕組み
お買い物時に会員登録いただくと、金額に応じてポイントを付与いたします。ポイントがたまると、お客様は割引をご利用いただけ、同時に社会貢献活動へ一定金額をプールさせていただく仕組みを2007年から続けています。この仕組みを通じて、通常事業では手の届かない生産地支援活動や、日本の地域貢献活動に役立ています。

ー現地と連携した自然災害への緊急支援
災害が起こった際、現地で活動する国際NGO団体を通じ、ニーズに合わせた緊急支援を行っています。
バングラデシュのサクロンでの毛布、調理器具やオイルランタンの提供、ネパールの地震における生産者への見舞金やパートナー工場修復資金、シェルターや防寒キット提供など、生産地でのネットワークを生かし、援助が届きにくい場所へ必要な支援を届けています。

ー子供たちや学生への講演会やワークショップの活動
「未来を担う子どもたちに、世界への興味をもってもらえるように」と想いを込めて始まった”Social Action for Future” プロジェクト。それぞれの地域にあるショップスタッフ、ショップマネージャーが小学生向けのDIYイベントや、中高校生、大学生向けに講演会を実施しています。


Message

代表からのメッセージ

代表からのメッセージ

株式会社マザーハウス
代表兼チーフデザイナー

山口 絵理子

マザーハウス代表兼チーフデザイナーの山口です。 マザーハウスと言えば、社会的企業や、 国際貢献的なイメージを持たれている方も多いかもしれません。 私たちは、ただ単に発展途上国の発展をゴールにしているのではなく、 発展のその先に、途上国だってやればできるんだということを世界に証明したい、 「途上国から世界に通用するブランドをつくること...

マザーハウス代表兼チーフデザイナーの山口です。

マザーハウスと言えば、社会的企業や、
国際貢献的なイメージを持たれている方も多いかもしれません。

私たちは、ただ単に発展途上国の発展をゴールにしているのではなく、
発展のその先に、途上国だってやればできるんだということを世界に証明したい、
「途上国から世界に通用するブランドをつくること」を目指しています。

だからこそ、マザーハウスの中心には、「クリエイション」と「モノづくり」があります。
代表という立場でありながらも、途上国にある素晴らしい素材と出会い、
バッグ、ジュエリー、服、ストールという、 多岐に渡る商品開発をゼロから担い、
モノづくりのチームと共に新しいプロダクトを生み出し続けることを、自身のこだわりとして、とても大切にしています。

そうして生まれたプロダクトを、お店のみんなは、ただ売るだけではなく、
お客様と販売員という垣根を越えて、 人と人がつながることで生まれる温かさを大切にしながら、
お客さまに届けてくれています。
これからも、お客さまと長く続く関係をどうやったら構築できるのかということを考え、
日々、お店とお客様に向き合ってほしい、
そして、世の中で二項対立の構造が益々進んでいく中で、人と人がつながる美しさや温かさを大切にし、
新しい価値をプロダクトと共に届けてほしいと考えています。

更に、店舗を支え、クリエーションやモノづくりに関わるみんなは、
それぞれ個性もバックグラウンドも全く異なりますが、私から見ると、
「この分野だったらこの人がいるから安心だな」と思えるスタッフばかりです。
これからも、自分の専門領域に留まるのではなく、部署やプロダクトのカテゴリーを横断し、
時に国を横断しながら、マザーハウスの理念体現のために、アクションをしてほしいと思っています。

 

こんな「マザーハウスチーム」とともに見据えている未来。

それは、生産地にとって「作らされていた労働」から「喜びのある労働」へ、
創意工夫や職人の高みを目指しながら変わっていくこと。
また、身につけてくれるお客さまにとっても、生きている温度感を帯びたプロダクトが、
日々を伴走する相棒となり、人生を切り開き、自分らしく歩き続ける力を感じて欲しい。

つまり、マザーハウスは、作り手と使い手、
そして、私たちが関わる全ての人たちが好循環を形成し、
新しいファッションのあり方を創造していくブランドでありたい、そう思っています。

また、それを通じて、
私はきっと、「誰だって、やればできるんだ」ということを伝えたいんだと思います。
偏見や先入観で「できない」と断定される世界を切り崩すことによって、
多くの国や人に希望の光となるブランドを作りたい、そう思っています。

その道のりは、前例がなく、
どうやったらその夢や理想に近づくのか、ベストな道はどこにあるのか、
私も迷いながら、歩み続けています。

「途上国から世界に通用するブランドをつくる」ために、 答えがないプロセスを、一緒に楽しみながら見つけたい。
そんな仲間と共に、これからを歩みたいと思っています。

https://www.motherhouse.co.jp/pages/recruit-message

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担当

株式会社マザーハウス 人事

菅谷佳名子(スガヤカナコ)

update: 2025.7.22